バスケットボール選手に多い怪我

2017年06月21日(水)6:58 PM

バスケットボールは人気のあるスポーツですが、相手と激しくぶつかるなど怪我の多いスポーツです。プロの選手の怪我はもちろん、小学生・中学生・高校生・大学生まで、どの選手も怪我予防には細心の注意をはらっていますが、避けられるものばかりではありません。
また、小さな故障でも放置しておくと選手生命を脅かす場合もあるので、いざという時の対処法を知っておくのも大切ですね。
そこで、ここではバスケットボール選手に多い怪我や故障について詳しくお伝えしていきます。

バスケで良く起きる怪我の種類

突き指

ボールをドリブルしたり、パスをしたりするスポーツなので、突き指をする機会も多いですね。突き指は捻挫の一種であり、指の関節周りにある筋肉や靭帯を損傷している状態です。軽度の場合は曲がりにくい程度ですが、中度ではかなり腫れがあり痛みもひどく、重度では指を少し動かすことも難しくなります。軽度や中度ではテーピングも有効ですが、重度の場合は脱臼や骨折の可能性もあるため、アイシングしつつ早めに受診することをおすすめします。

足首などの捻挫

怪我としてもっとも多いのが捻挫です。捻挫というと軽いイメージですが、正式には足関節の靱帯損傷なので慎重に受け止めなければなりません。軽度の場合は痛みや圧迫感があるものの、中度になると靱帯が部分断裂している可能性が高く、腫れや痛みも大きく走るのは不可能な状態でしょう。重度になると完全な靱帯断裂が予想され、医療機関を受診し然るべき処置を受けなければなりません。足の使い方や鍛えるべき筋肉を効率よく鍛えるなど、リハビリを上手く活用することが、次の怪我を予防することを知っておきましょう。

靭帯の損傷

前十字靭帯、内側半月、内側側副靭帯の断裂や損傷も、ジャンプの着地からすぐ体勢を変えるバスケット選手に多い怪我の1つです。ポップ音と呼ばれる断裂音が聞こえた場合だけでなく、膝の力がガクッと抜けたり、ずれたような気がした場合は注意が必要です。断裂すると歩くことができないほど痛みますが、どの靭帯をどのように損傷したのかによって治療法は異なっており、場合によっては靭帯の再建手術となる場合もあります。手術までいかない場合も筋肉を増強したり足の使い方を学ぶなど、膝に負担をかけないためのリハビリが必要です。

ジャンパー膝

膝蓋腱炎や靭帯炎とも呼ばれるジャンパー膝は、ジャンプやダッシュで膝を酷使することで起こる症状です。軽度の場合は運動後に膝の痛みを感じる程度ですが、中度になると運動すると痛みを感じるが運動はできる程度の痛みですぐに和らぎ運動後にまた痛むを繰り返します。サポータなどでごまかしてしまう選手もいますが、この段階で治療を始めないとバスケができないだけでなく、日常生活にも影響を及ぼすため注意が必要です。

オスグッド病

10歳から14歳ぐらいの成長期の子供によくみられる症状で成長痛と間違われがちです。太ももの筋肉の付け根に負担がかかり、軟骨の一部が剥げてしまい膝が痛みます。湿布をしたり安静にすると痛みが引きますが、完治するのは成長が止まる頃なのでサポーターを付け膝の負担をなるべく減らすなど工夫が必要です。

半月板損傷

膝の内部でクッションの役割をしている半月板が剥がれたり亀裂が入ることで膝のバランスが悪化し痛みが出ます。初期は曲げ伸ばしの際に少し痛む程度ですが、悪化すると手術も視野に入れなければならないので異変に気づいたら早めの対処が必要です。症状が進むと、強い痛みを伴い膝が曲がらなくなるロッキングや、突然力が入らなくなる「ギビングウェイ」といった症状もあり、日常生活にも影響をもたらします。

アキレス腱炎

走る、止まる、跳ぶなどバスケットボールでは足首を酷使しますが、疲労が溜まると炎症を起こしアキレス腱炎となります。腫れや痛みが主な症状ですが、進行するとアキレス腱から摩擦音が出るようになることも。安静にするのが何よりの薬ですが、再発する可能性も高いため、しっかりリハビリしアキレス腱炎に強い足首を作っていくのも大切です。

シンスプリント

スネの内側の下方に痛みを感じたらシンスプリントかもしれません。スネの骨膜が炎症を起こしている状態で、鈍い痛みがあり、放置すると疲労骨折につながります。脚の筋肉が引き締まると骨膜を締め付けて引っ張られ、これに耐えかねて炎症を起こす脚の使いすぎが主な原因です。

時には手術が必要な場合も!

病院どの故障や怪我も初期は違和感やちょっとした痛みから始まります。 この段階であれば治療やリハビリも簡単なのですが、「気のせい」「明日には治るだろう」と楽観視してだましだまし練習を続けると悪化していきます。 最終的には手術しなければ日常生活に影響が出ることも多く、選手生命を絶たれてしまうことにもなりかねません。いつもと違う違和感を感じたら、監督や専門家などに早めに相談し上手に付き合っていくよう計画を立てましょう。

成長期の怪我は早く治そう

成長期の子供たちは身体が出来上がっていないため、少しのことで大きな怪我に繋がってしまう可能性が高いのです。 レギュラーを取りたい・守りたい一心で怪我を隠す選手もみられますが、結果として選手生命を縮めることになりかねません。 長く活躍することを念頭に、予防はもちろんのこと、早期治療・早期リハビリを心がけましょう。 ガーディアンズではスポーツトレーナーの手技を活かしたスポーツ選手のための新感覚ストレッチ整体を提供しており、病院では完治出来ない怪我や痛みの問題を解決に導きます。 バスケ選手や他のスポーツ障害のリハビリに悩まれたらお気軽にご相談ください。

 

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