足底板で予想以上の変化が起こり驚きました
2016年02月27日(土)7:17 AM
ガーディアンズにお越しくださるお客様は足の問題をきっかけにいらっしゃることが多いですが、時々興味深い現象を見ることがあります。
それは弊社のクワドラステップを履いた途端に体が変化するということです。
ほとんどのお客様は骨盤の前傾が片側、もしくは両側に見られることが多いですがこれが途端に変わるのです。
弊社では、最近楽天イーグルスが取り入れていると話題になったPRIというアプローチをメインにスポーツリハビリを提供しています。このアプローチのキーになるテストでアダクションドロップテストというのがあります。
このテストが陽性の場合は、膝が内側に落ちません。その意味は、骨盤が前傾しているためこのポジションでは股関節の噛み合わせが悪いということです。
しかし、時々、自分の足部のタイプにあったクワドラステップを履いた瞬間から身体に変化が起こり、さっきまでアダクションドロップテストが陽性だった方が陰性になることがあるのです。
つまり、骨盤の前傾が戻ったということです。
本当に履いて数分歩いただけで変化が起こるのです。
では自分の足部のタイプにあったクワドラステップを履くことによって一体何が起こるのでしょうか?
考えられるのは、
クワドラステップを履くと脛骨の内旋外旋の動きに変化が見られる。
↓
大腿骨もそれに伴って内旋外旋に変化が現れる。
↓
骨盤の傾きが大腿骨の内旋外旋に合わせて変化してくる。
↓
骨盤の周囲の筋群、たとえば中臀筋や大臀筋などの働き方に変化が現れる。
↓
骨盤の位置が修正される。
ということです。
身体が慣れて変化が起きるのに数日を要するとは思っていましたが、このように足底板を履くだけで、瞬時に骨盤の前傾が治るなんて一体何がどうなってあのような変化を起こすのか不思議でなりません。
いや〜、人間の身体って本当に不思議ですね。今後ももっと勉強して人体の神秘を探していきたいと思います。
痛みなく、目標を達成するためのお手伝いを
Guardians Athletic Training & Therapy
ガーディアンズアスレティックトレーニング&セラピー
高橋忠良