シューズの違いによってランナーの怪我リスクは変化するのか?

2018年03月16日(金)8:08 PM

皆様こんにちは。

いつもありがとうございます。

 

 

最近はランニングをされる方がたくさんいらっしゃいますが、トレイルランニングも流行っているようです。ガーディアンズにもトレイルランニングに参加したいけど、この足の痛みのせいで参加できないという方がいらっしゃいます。特にランニングはシューズもとても大事なアイテムなので、購入時は慎重にいきたいですね。

 

 

ランニングシューズには、上級者向けのソールの薄いものかた、初級者向けと言われるソールの厚手のもの、さらにミニマリストシューズと呼ばれるかなり柔らかいソールのものなど、多岐に渡ります。自分にはどんなタイプのものがよいのか迷われる方も多いと思います。

 

 

こんな研究結果が1つあります。

 

Injury risk in runners using standard or motion control shoes: a randomised controlled trial with participant and assessor blinding

 

386人の一般的なレクリエーションランナーたちにを、一般的なニュートラルシューズを履く組(185人)とモーションコントロールシューズを履く組(187人)とに分けて、6ヶ月間ランニングを楽しんでもらい、モーションコントロールシューズ自体が怪我のリスクを下げる効果があるのかどうか、またそのシューズが足部形態によって影響が異なるかどうかを調べる研究です。

 

6ヶ月後に参加者の足の形態を調べまして、怪我の状態などを調べたとことろ、

 

  1. 全体としてモーションコントロールシューズを履いた人は怪我のリスクは少なかった。
  2. モーションコントロールシューズを履いた人の中で、内側アーチが落ちる足部タイプ(pronated)の人が著しく怪我のリスクが低かった。
  3. 一般的なニュートラルスーズを履いた人の中で、内側アーチが落ちる足部タイプ(pronated)の人は怪我のリスクが他の人より高かった。
  4. 普通の足部タイプ、ハイアーチのタイプの人はモーションコントロールシューズでもニュートラルシューズでも怪我への効果という点では大きな差はなかった。

 

という結果だそうです。

 

モーションコントロールシューズとは、アーチの内側と外側とでソールの硬さに違いがある、内側がつぶれにくい、しっかり目のシューズのことです。この研究では内側と外側の素材の硬さの差は15%ということでした。

横断面

背部

内側

 

このように内側と外側で素材の硬さに違いがあり、そのまま履いても内側がよりサポートされている感覚はあります。

 

ニュートラルシューズとは、内側も外側もソールの硬さに違いはなく、同じ素材でできているシューズのことです。指で押してみるとだいたいわかると思います。

 

 

というわけで、自分でアーチが内側に倒れていて扁平気味だと思われる方は、モーションコントロールシューズを選択するのがいいかもしれません。もう少しアーチがあってニュートラルな足、もしくは甲高なタイプの足の方は、ニュートラルシューズでよいということになります。

 

 

ご自分でアーチが低いほうだなと思われる方は、しっかり目のシューズのほうが怪我をする可能性が低くなるかもしれません。ご参考になれば幸いです。

 

 


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