「痛くなった原因」の原因は何ですか?

2016年01月18日(月)10:26 PM

 

高校の部活動ではこの時期は新人戦がある部とずっと冬練習が続くところとがありますね。どちらにしても体へのストレスが増す時期で意外に怪我も多い時期です。

 

 

一般的に突発的な怪我でない障害は繰り返しのストレスがかかって起こるものだと思いますが、そこから回復するために受傷した部位の治癒のためにあらゆることをするのはもちろんその再発防止も大切です。

 

 

再発防止とは、そのストレスがひとつの場所に集中しなくなるようにすることだと思いますが、その原因が何かを突き止めることがもっと重要です。

 

 

なぜそこにストレスがかかるのか一概に答えは見つかりませんがただ単にそこに繰り返しの力がかかる以上に体にそのストレスが集まりやすくなる理由があることが多いです。

 

 

・選手のポジションが右側にあるため右側に負荷がかかりやすい。

・片手で行う動作(投球、テニスのサーブなど)のため。

・ジャンプ動作が主体(バレーボールなど)。

・練習量が多い。

・動作がうまくできず余計な負荷がかかる。

 

 

このような理由はなかなか変更できないことが多いですね。練習量についてはコントロールすることは可能ではありますが現実はそうもいかないこともあります。

 

 

しかしもっと細かく見ていくとさらに根本的な問題が隠されていることがほとんどです。それは個人の体に関するものです。

 

 

・関節の可動域が足りない。

・体幹が弱い。

・筋力がない。

 

 

などはよく言われることでだからストレッチとか、体幹トレーニングだとかウェイトトレーニングを取り入れようなどの「対策」がとられます。

 

 

しかしそれでは答えになっていません。もっと「なぜ」を追求していかないといけません。そのためにテストを繰り返し、問題点を洗い出します。

 

 

例えば左の骨盤の前傾があることがわかった場合そこからつながる様々な影響があげられます。

 

・重心が右側にシフトしているため右足首の外側に体重がかかりやすい。

・腰痛が伸展するため椎間関節に負荷がかかりやすい。特に左側に見られやすい。

・骨盤が前傾するとハムストリングは伸ばされた状態になって硬くなる。

・骨盤が前傾して腹筋群は伸ばされた位置にくるため力が入りにくい。

 

 

ここまできて初めて適切な対策がとられることになります。

 

腰痛などにはストレッチやカイロプラクティックなど対処する選択肢が街中にはありますが、こと足部に関してはなかなかやりようがないのかほとんど対処されないままになっているケースがあるように思います。

 

 

市販のインソールには『履くだけで姿勢が改善される』ことを謳っているものが見受けられますが、実際はそこまで大きく変わることはありません。

 

 

足の下に何かが入ることによって何かしらの変化があることは事実ですが、それがポジティブなものかネガティヴなものかはそれを履く方の身体全体を見てみないとわかりません。

 

 

話は最初に戻りますが、徐々に痛みが出てくるような障害を起こした時はただ単にサポートを探すのではなく、自分の身体の中にもどんな要素があるのかを探してそれと足部との関係を理解しようとすることが大切です。

 

 

そこまでわかった上で正しい足底板、インソールを選択すればかなりポジティブな変化を期待できると思います。

 

 

トヨタ自動車がカイゼンとして行っていることでもありますが、「なぜ」そうなるのかをもっと追求して答えを見つけられるように勉強を重ねていきたいと思います。

 

 

2月は高校では入試があったり学年末試験が近かったりで先生も忙しくなる時期です。こんな時には春のことを考えて体をゆっくり休めてほしいものです。

 

 

そしてゆっくりと「なぜ」を追求して原因を探りそれについて有効な対策を建てる時間にしてほしいと思います。

 

 

 

痛みなく、目標を達成するためのお手伝いを

Guardians Athletic Training & Therapy

ガーディアンズアスレティックトレーニング&セラピー

高橋忠良


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